Atelier J+

様々なジャンル・シーンで活躍する生け花

生け花の歴史

日本の伝統芸術である生け花。その歴史は古く、室町時代に発展したと言われています。室町時代は日本家屋の原型ともなった書院造建築をはじめ、様々な伝統文化が生み出されたことでも知られています。日本家屋の特徴として生け花や掛け軸、絵画などを飾る床の間があります。床の間は武士階級によって広さが異なり、大広間の場合、より豪華で大型の生け花が必要となってきました。

そこで誕生したのが、花器中央に枝を高く立てる立花です。立花は武家社会・貴族社会に一代ブームを巻き起こし、日本最古の流派・池坊誕生のきっかけともなったのです。その後、盛花や自由花、投げ入れ花などの様式が誕生し、今日に至っています。


生け花の活用法

生け花の魅力の一つに陶芸や彫刻、茶道、書道、日本舞踊、写真など、様々なジャンルでコラボレーションが可能という点が挙げられます。花一つひとつが持っている個性や美しさが、ジャンルそれぞれの個性とマッチし、より華やかで魅力的な空間を演出できます。

また、日常の様々なシーンでも取り入れることができます。例えば、何かとストレスが溜まりやすい職場などの空間にも、花・草木といった自然があることで、心に安らぎを与えてくれます。さらにお客様のおもてなしに活用でき、生け花をきっかけにビジネスが進む可能性も期待できるでしょう。


生け花を学ぶなら

生け花はお稽古としても人気で、各地でお稽古教室が開催されています。昔は女性が楽しむイメージが強かったものの、近年は男女問わず、幅広い世代で楽しまれています。草月流師範が一人ひとりの個性を尊重し、自由な表現の生け花を指導いたします。生活・ビジネスシーンで活躍する生け花を、自らの手で生けてみませんか。

アトリエジェイプラスでは空間プロデュースや各種ディスプレイ、出張講師を承っており、生け花や書道、陶芸のお稽古教室も展開しております。水戸・那須教室の他にも、都内では中目黒でも生け花・書道を学ぶことができます。